名郷直樹(著)(2017/04/05)
このデータは結構驚いた。
平均寿命が延びたとはいっても、乳幼児死亡率の減少と若年層が死ななくなった(いわゆる早死にが少なくなった)だけで高齢者の平均余命は延びていない。
言い換えると、ある年齢を過ぎると人は昔も今も同じペースで死んでいく。これは医学の進歩によってもどうしようもなく、生物としての寿命なんだと思われる。
本書によると、極端に不規則な生活とか、大酒を飲むとかしなければ、健康に注意しようがしまいが、個人としての人の寿命はそう変わらないとのこと。まあ遺伝子によって決まっているというのか天寿というのか。であれば細々としたことを気にせずに普通に好きなように生活すればいいということになる。仏教の中庸を心がけるということか。
ぼくの場合、音楽は極端にいくけどね。
てことで、こんな標語でいってみます。
「生活は中庸に、音楽は極端に」
(2018/07/06記)