パスカルの言う「気晴らし」=緩和ケア

パスカルの「パンセ」より。

気を紛らすこと。人間は、死と不幸と無知を癒すことができなかったので、幸福になるために、それらのことを考えないことにした。

人間のすべての活動は死という究極の不幸を紛らわせるための緩和ケアでしかない。
その中で仕事は「稼ぎに追いつく貧乏なし」ともいうし、経済不安が軽減するという意味で、良質な緩和ケアであると思う。

(2024/03/29記)

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