Oval/Systemische(1996)


オヴァル/Systemische(1996)

CDのスキップノイズを使って云々がよくいわれるOvalだけれど、そのこととは別に一般的にいう音楽的センスがすばらしいとぼくは思っている。一音、一音を取り出せばノイズに違いないのだけれど全体で聴くと音楽的に響いている。

音楽を聴くことの目的のひとつに自分のPOP領域を拡張する(より抽象的な音楽を楽しめるようになる)ということがあるが、Ovalは確実にぼくのPOP領域を拡張してくれた。


M1
2:25~シャッフルの刻みがファンキーにすら感じる。ベース音のリズムのズレ加減がいい。ある種のビッコ感覚。

M7
時折入るスネアっぽい音が、ご褒美のように感じる。


(2018/11/21記)

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