日経平均が過去最高値ということで話題になっているが、世の中にバブルのときのような高揚感（過熱感）はまるで感じない。
1950年からの日経平均グラフをみるとバブル期の異常な上がりかたがよくわかるが、これを無視して、現状までの近似線をザクっと書くと下図のようになる。バブル期が割高で2000年以降に割安に転じて、今ようやく適正水準に戻ってきたと言えなくもない。
Excelの関数でRRI関数というのがあって元金と現状の値と経過年数を入れると複利が計算される。これで、1950年を100円、2024年を40000円として、複利を計算すると、年率8.4%と出る。株式の成長率としては妥当なところではないだろうか。
（2024/02/28記）