エタノールを噴霧したことがある

次亜塩素酸ナトリウムの噴霧が問題になっているが、遠い昔だが、わたくし、前職の工場でエタノールを噴霧したことがある。
多数の粉体をミキシング後、パッキングして出荷するという工場。

最終的に、紙袋あるいはフレコンバッグに、粉体をスパウトというスクリュー状のもので切り出すのだが、粉体にサブミクロンの超微粉があると、特に梅雨時などは、しまってしまい切り出し効率が非常に悪くなる。

そこで改善として、エタノールを粉に噴霧して静電反発でサラサラ感をキープしようとした。実験をやってみると安息角は有意に下がる。

これはいけると思って、製造ラインでやってみた。原料粉体を投入するところでエタノールを規定量噴霧する。実際に粉の出は良くなったが、結論としては却下された。

理由は作業員が気持ち悪くなるからだった。ぼくなどは、なにも感じなかったが、体質的にお酒がまったく飲めないひとなんかは噴霧されたものを少し吸い込むだけでも具合が悪くなるということで、却下されてしまった。

(2020/06/12記)

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