湯たんぽの合理性(水の比熱のはなし)

以前投稿した記事で履く湯たんぽのことを書いたが、冷え込んできたので、また使い始めている。

温活の意味、よくわかっていないけど、この二つがあれば、暖房はまったく必要ない。頭寒足熱にもなり、エネルギー効率もいい。 着る...

ところで、湯たんぽの合理性を紹介したいと思う。

水の比熱は、表のように大きい。比熱とは1gの物質を1℃上げるのに必要な熱量(cal)で、水を1としたときの比で表される。(だから「比熱」という)

比熱が大きいということは、温まりにくく冷めにくいということだが、冷めにくいことが、湯たんぽとして適している。

ところで、表にはないが、陶磁器の比熱は0.25で、鉄と比べると比熱が大きい。セラミックは一般的に比熱が大きいが、これが、同じ重さなら、鉄鍋よりも土鍋が冷めにくい根拠となっている。

(2020/01/01記)

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