問題は長時間労働にある

資本主義下における労働(賃労働)はマルクスの言う「疎外」されているからこそ、労働者は労働を完全に割り切って手段化できるはず。

問題は長時間労働にある。
長時間過ぎて割り切ってやるには辛すぎる。そこで、やりがいだの成長だのわけわからん方向に行って自分で自分の首を締めることになる。(まるでネクタイを結ぶがごとくに)

以前書いた、バートランド・ラッセルの4時間労働ぐらいであれば、完全に手段として割り切ることはできると思われる。

働くことそのものはいいとして、一般的なフルタイム労働は時間が長すぎる。バートランド・ラッセルの「怠惰への賛歌」という本の中に「働く時間は1...

もちろん、ほんとうにやりがいがあるのであれば、それは良かったね、とは思うが、ないからといって無理に(仕事の中に)やりがいを見出す必要はないし、(仕事の中で)成長する必要もない。

(2019/05/10記)

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