今シーズンは小林陵侑選手が大ブレークしたが、実は昔からスキージャンプが好きで、八木、秋元時代(V字ジャンプになる前)からみていた。ここ10年ぐらいはテレビ自体を見なくなったので、ジャンプもみなくなったが。
ぼくが感じるジャンプの魅力とは、適当に書き連ねると次のような感じか。
- 大ジャンプのときのランディング直前でのびるところ。おもわず「おー」って声が出てしまう。そこに自由を感じる。実際は放物線で落ちているだけなのに、本当に飛んでいる(鳥が飛んでいるように)ような錯覚をおぼえる。
- 風という自然条件で結果が大きく左右されてしまうという不条理さ。スポーツでこんなに条件差があるものは他にあるだろうか。(最近はウィンドファクターというので補正するので、以前ほどの条件の差はなくなっているが)
- 一方、風など関係なく圧倒的な強さで勝つ超人的なパフォーマンスをみるとき。「おー」と声が出た後に笑ってしまう。マッチ・ニッカネンとか一時期のアダム・マリシュがそうだった。
歴代の選手で、好きだったのが岡部孝信選手。低い飛び出しから後半スーッと伸びていくところがたまらなかった。
(2019/03/22記)