なぜ走るのか

人間が意識を持ってしまい、未来を予測できるようになったことによる不幸。なぜか知らないうちに意識なるものが芽生えて、もう少し生きて死んでしまうという不条理に対して酒を飲んで紛らわせる(脳の機能を低下させて)しかない。しかし飲み過ぎるとその一番怖い死期を早めることになる。

どうすればいいのだ。
走るしかないのだ。

ダイエットとかしょーもない理由で走るんじゃないんだ。
無目的に走る。走っている時は比較的平穏な気持ちになれる。
音楽をやっているときも、うまくいかないときは辛いが、それでも無心にはなれる。
社畜というのも、強制的に死について考えないようにする(考えているヒマがない)という意味ではいいのかもしれない。(ぼくは絶対いやだけど)

(2019/02/15記)

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