人間が変わる方法~いかに外部環境を変えるか

大前研一が「洞察力の原点」という本で次のように述べている。

人間が変わる方法は3つしかない。
1.時間配分を変える
2.住む場所を変える
3.付き合う人を変える

これは、「明日からオレは生まれ変わるんだ」みたいな精神論では変えることはできなくて、外部環境をいかに大きく変えるかが肝要である、ということであるが、実際に自分が会社を辞めてみて(辞めて3年半経った)、実感としてよくわかる。

いい方向なのか悪い方向なのかわからないが、そのまま会社員を続けていた場合とは、大きく変わったとは思う。(そのまま会社員を続けている場合がどうなったかわからないので検証はできないが)

特に「1.時間配分を変える」というのが、重要だと思う。結局は、毎日の積み重ねが、ある程度の時間を経過して変化として感じられるわけだから。

しかし普通のフルタイムのサラリーマンであると、時間配分を、大きく変えることは難しい。フルタイム労働は拘束時間が長すぎて、時間配分を変える余地がない。それでも「意識高い」ひとは、朝活やらなんやらで、変えようとするのだけど、しんどい。しんどすぎる。

減らすことを先にやらないとパンクする。時間配分を変える余地を作ってやる。そのためにはどうすればいいかを、考える。そうしないと、日々の雑事に押し流されて、時間は過ぎ去っていく。

(2018/12/12記)

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