名盤とされるアルバム「Spiritual Unity」の一曲目。
- 「破壊せよとアイラーは言った」と中上健次は言ったけど、ぼくは「 破壊せよ」とは言っていないと感じる。
- 朴訥とした民謡のようなテーマ部と荒れ狂うアドリブパートの対比。
- ベースのゲイリー・ピーコックの突っ込みの鋭さ(歌があるから心に刺さる)、ドラムのサニー・マレイの派手ではないけど延び縮みするドラミング。
- 三者が絡みあうことで空間が捻じ曲げられるような錯覚に陥る。
- テーマ部の0’16”、ピーコックのドゥッドゥーンにやられる。ここが聴きたいがために何回も最初から聴いたりする。
(2019/12/03記)