どうにかこうにか自活できてはいるが…

今のところどうにかこうにか自活できてはいるが、生まれ育った家庭環境が普通であったり、持って生まれた能力が、今まではギリギリ世の中に適合していたというだけで、別に自助努力でなんとかなっているとかそんなふうにはとても考えられない。あと今後はどうなるかなどわからない。

どんな世の中であれ一定割合の人はこの世の中に適合できずに厳しい状況に追い込まれるものだと考えている。そのひとたち(将来の自分もそうなる可能性は大いにある)は、これまでなら切り捨てられてきたわけだが、共同体が豊かになって余裕ができてくれば、一人残らず最低限度の生活をおくれるようにできると思う。その手段は端的に言って所得再分配になるのだけれど。そして日本は国としてはもうじゅうぶんに豊かになっていると思う。

またこれもある一定割合でモラルハザードはどんなことでもおきるがそれはしょうがない。ただ、「衣食足りて礼節を知る」である程度余裕がある状態であればそれほど人間は無茶をするものではない(モラルハザードはほとんど起こらない)というのがぼくの考え。

(2019/02/12記)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする