投票行動はSensitiveなものである(前回参議院選挙のわたくしの投票行動)

昨日の投稿で、山本太郎の選挙戦術はすごい、ということを書いたが、イメージで投票行動をするということの一例として、前回参議院選挙でのわたくしの投票行動を公開したい。

れいわ新選組というネーミングを含め、やっていることは、話題作り優先のポピュリズムではあるのだが、不思議と嫌悪感がない。徹底した弱者目線であ...

政治的無関心な層がどのような過程を経て投票行動をするのか、今後立候補されるかたへの参考にもなろうかと思い、その詳細を記述する。

さて政治的無関心なわたくしが選挙にいく理由は、あのスベスベの投票用紙に何か書きたいからである。スベスベツルツルの紙に鉛筆の組み合わせ。書き味がたまらない。投票用紙フェチといっていいと思う。本当はすぐに投票せずにしばらく頬ずりしていたのだが、変態だと思われるのでやってはいない。

さて何かを書くためには白票を投じるわけにはいかず、さりとて、アントニオ猪木とか長州力とかタイガー・ジェット・シンとかスポーツ平和党とか、おふざけで書くのも憚られるので、選挙公報をみて真面目に選ぶことにする。

まず家訓で与党に投票してはならないことになっている(今決めた)ので与党はない。
民進党は党名のネーミングセンスが悪すぎるので却下。
共産党は護憲を訴えているが、筋が通っていないのがよくない。天皇制と共産主義は相容れない。だから改憲をいわなければならない。却下。
維新は松井一郎代表の眼鏡がかっこよかったから入れよう思ったが、政治と眼鏡は関係ないだろうと思い直し、比例代表の候補者にギブ剛という人がいて何がギブなんだろう、わたくしはあなたには何も(票も)あげたくないと思えてきてボツとなった。

さらに、つらつら見ていくと愛知県選挙区は河村たかしの減税日本の候補が出ている。
「河村さん、がんばっとらっせるで、いれたろっか」と思ったが候補者がドッグ・カウンセラーとなっている。この人、犬の気持ちはわかっても人の気持ちはわかるのだろうか、とか、生類憐みの令を出さないだろうかとか思えてきてボツにした。

そんなこんなで結局いれるところがない。白票を投じざるを得なかった。
事程左様に投票行動とはSensitiveなものなのである。

(2019/07/05記)

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