音楽ジャンルは作り手にとってはどうでもいいもの

音楽ジャンルって聴き手からすれば、スクリーニングするのに、あったほうが便利なんだけど、作り手にとっては本当にどうでもいいこと。
自分の曲を聴いてもらうのには聴き手の立場に立つ必要があるので、そこでは音を想像しやすいようにジャンル名を使って説明している。


最近はいくらなんでも、ジャンルが細分化されすぎだと思う。


自分の音楽ジャンル
「興奮する空気振動」にしたいけど、これじゃどんな音なのか伝わらない。振動なのに伝わらない。


チャーリー・パーカーがつくった音楽が、バップ(=モダンジャズ)と呼ばれるようになり
ジョアン・ジルベルトがつくった音楽が、ボサノヴァと呼ばれるようになった。

作り手はそういう気持ちで音楽をつくっている。少なくともぼくはそう。


(2018/11/19記)

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