人生を踏み違えさせた一曲。
高1のときにこれを聴いて、完全に音楽にハマった。
それ以来、ぼくの中で価値基準は、はっきりしていて、世の中で価値のあることは、いい音楽を作ることで、それ以外のことはどうでもよくなった。
これを聴いていなかったら、普通のまっとうなサラリーマン人生を送っていたかもしれない。
どのみち、音楽にはハマっていたと思うし、左右したとしても、ぼくの人生など、どこに転んだとしても、たかだか知れているとは思うが。
ちなみにレゲエという音楽をこの曲で知った。しばらくはボブ・マーリーも知らなくて、ポリスがレゲエの代表的なグループだと勘違いしていた。ネットのない時代、情報がまるでなかった。(ぼくの場合、情報源はミュージック・マガジンの立ち読みだけだった)
別バージョン「フレッシュ&ブラッド」のレゲエのトースティングもこれではじめて知って、頭のおかしい人が歌っているのではないかと思った。それぐらいトースティングはトリッキーな感じを受けた。と同時にめちゃくちゃかっこいいとも思った。(ラップも同時期にはじめて聴いたと思うがそれほど奇異には感じなかった)
(2018/09/04記)