いわゆる売れ線の音楽がメロディーを強調しているということから、メロディーそのものに野暮ったさを感じていた。
で、ファンクとかヒップホップとか、メロディー要素が希薄でリズムに偏重している音楽によりクールさを感じていた。
最近はメロディーをハーモニーを補強するものという感覚になってきて、それでメロディーが作れるようになった。実際、ぼくの曲は、メロディーといってもシンプルなフレーズの繰り返しということも多く、ハーモニーの補強という感覚が強い。
特に以前なら、コード分解フレーズとかただ単に響きを厚くしているという感覚であったが、コードのある部分を強調するという考え方にしたら気にならなくなった。
進歩なのだろうか。退歩なのだろうか。変なこだわりがなくなって自由度は増したとは感じている。
(2020/01/20記)