過去5年間の季節性インフルエンザの流行曲線。
これを見ると、人の動きが少なくなる正月(横軸の53あたり)にガクンと感染者が減っている(今シーズンは顕著)。ただし、正月が開けて、通常の生活に戻っていくと、また増加に転じる。今年は、流行が早まっていて、正月開けも勢いなく収束に向かっている。このグラフをみると正月前にピークを打っていたというのが妥当だと考えられる。(ちなみにわたくしも年末にインフルエンザになった)
巷間いわれる、新型コロナの騒動以後のうがい手洗い等の励行でインフルエンザが抑えられているのではなく、今シーズンは流行が早く、規模も小さかったとみるのが妥当だと思われる。
さて本題だが、現状の新型コロナに対しても、正月程度の人の接触にすることで、かなり感染率を抑えられるのではないか。
- 学校休み
- 一般の会社休み
- サービス業は普通にやる
ただし、インフルエンザの例だと正月休みの3日~1週間程度では、元の生活に戻ると息を吹き返してしまう。期間の設定は難しいし、もしかしたら意味がないのかもしれない。ピークの時期は遅らせられるけど、ここまで来てしまったら、結局最終的な罹患数は同じになるのかもしれない。
(2020/02/24記)