終身雇用と住宅販売

わたくしの住む家の周り、ここ2~3年ぐらいの間に新築の家がボコボコと建っている。家を取り壊して建て替えるのではなくて、畑とか空き地に建てている。
人口減る言うてるのに、なんでそんなに新たに建てるんだ?

新しい家に住みたいという需要はいつの時代でも大きいことと、販売側も一つ売れば、売上が大きいので、このビジネスモデルは変わらないということか。

で、それを支えているのが終身雇用である。

崩れつつあるとはいえ、何だかんだいって日本の雇用慣行としてはいまだ新卒一括採用で終身雇用である。これが続くのは住宅販売と関連があるのではと考えてしまう。つまり何千万という多額の借金を負わせるためには終身雇用が不可欠であるということ。

政治と不動産業界(建設業界)はズブズブだろうから同一労働同一賃金などといっても、解雇規制の緩和はできそうもない。そんなわけで今日も社畜が大量生産される。

(2019/01/24記)

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