会社員時代、あたりまえだが、仕事は分業であり、研究職でもあったため、直接のお金のやりとりには関与せず、ある立場に対してお金が支払われているような錯覚を覚えていた。言わば年金のような。
会社を辞めて、失業手当が出るまでのあいだ、収入0の時期があったが、働かないと一銭もお金はもらえないものなんだ、と思った。
逆に言うと、会社員時代はお金に対して頓着しないで生きていたとも言える。ここは、人にもよるがサラリーマンのいいところではないかとも思う。商売やっている人や経営者はお金を気にしないわけにはいかないから。
植木等もいうようにサラリーマンは気楽な稼業なわけだ。
(2020/06/24記)