昔からの慣れで、音楽の曲というものには作者名と曲名が付随するものだという思い込みがある。
進んだひと?の中には、作者名も曲名もなくてよくて(あるいはあっても気にせずに)、サウンド傾向のようなものでとらえているひともいると思う。
意味性(物語性)を廃するという方向では、これでいい。作者が匿名かつタイトルなし。ただ音響があるだけ。純粋音楽。
誰それが作った、なんとかというタイトルの曲、というだけで本来、純粋音響だったものに、必要のない意味性が付随してしまう。
ただ、上記とは矛盾するが、作り手としてはBICCO BEATという作者を知ってほしいという願望は捨てきれない。
(2019/12/30記)