横尾忠則が言っている幼児性について

横尾忠則がいっている幼児性について、以下ネットにあった文章から抜き書き。

子供は目的を持っていない、結果を考えない。遊ぶにしても、遊んでいること自体が面白い。で、夢中になる。大人は大義名分に縛られて、その幼児性をどんどん失っていく。大人と子供の違いは幼児性を持っているかいないかだからだ。

岡本太郎も子供はみんな天才だと言っている。ただ子供には作品にするための技術がない。大人になり技術を習得しながら幼児性を保つということは非常に難しい。それができたのが岡本太郎であり横尾忠則なんだと思う。

ただし、彼らは、運よく実績を残したから、よかったが、もしそうでなければ、一般社会からみると、ただのダメ人間で終わる。風船おじさんとか、スチャダラパーの「ヒマの過ごし方」に出てくる「海水の塩分濃度を上げようとした人」とかの類。

まあ、それでいいのです。ダメ人間で。腹をくくってダメ人間になれば。岡本太郎もそれを言い続けていたように思う。

ところで、たまに駅とかで子供の絵が年齢別に展示されているのをみることがあるが、だいたい小学校2年ぐらいを境に途端に絵がつまらなくなる。少しでも褒められたいとか、うまく描こうとかってなってくるとダメなんだ。

(2019/01/17記)

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