SARS、MERS、COVID-19のメタ分析からマスクの効果は0ではないが大きくはない。
事前確率が大きい場合(感染が蔓延している場合)は有意な差が現れるが、事前確率が小さい場合はもともと効果が大きくないので効果が埋もれてしまう。有意差がでない。
現在の地方のように事前確率がものすごく低い場合には、マスクをしようがしまいが結果はかわらないという簡単なはなし。夏は熱中症のリスクを上げるのでトータルでデメリットのほうが大きい。
まあしかし、マスクに関しては社会的に「鰯の頭も信心から」のレベルに達してしまっているのでどうしようもないが。
マスクの効果については岩田健太郎先生のBLOGOSの記事から。https://blogos.com/article/467138/
(2020/07/14記)